久留米市山川追分の歯医者「吉松歯科医院」です。
JR久大本線「御井駅」より徒歩6分。

義歯・入れ歯

歯を失った患者様へ

何らかの理由によって歯を失ってしまったとき、選択肢には「入れ歯」や「インプラント治療」などがあります。それぞれの治療法の特徴をしっかりと理解し、ご自身の希望にもっとも合う治療法を選ぶようにしましょう。
当院ではお電話でのご相談も受け付けておりますので、ご検討中の方はお気軽にお問い合わせください。

こちらでは当院で扱う入れ歯の種類や特徴についてご説明します。

インプラント治療についての詳細はこちら>>

入れ歯の種類(部分入れ歯・総入れ歯)

部分入れ歯とは

部分入れ歯とは、歯が一部欠損した際に装着する取り外し可能な入れ歯です。部分入れ歯では、抜歯後の粘膜に人工歯のついた床を乗せて支え、残った歯に金属のバネ(クラスプ)をかけて安定させます。

特徴

1.保険適用で受診可能です。(保険適用外の部分入れ歯もあります)
2.ブリッジのように大きく歯を削ることがありません。
3.日々のメンテナンスが必要です。
4.金属のバネで固定し入れ歯の床があるため、異物感がややあり、外見上目立ちやすいです。
5.固定する際に土台となる歯に負担がかかり、健康な歯の寿命を縮める可能性があります。

総入れ歯とは

総入れ歯は、歯が1本も残っていない場合に装着する取り外し可能な入れ歯です。

特徴

1.保険適用で受診できます。(保険適用外の総入れ歯もあります)
2.日々のメンテナンスが必要です。
3.入れ歯を固定する歯がないため、不安定になることがあります。

当院で扱う入れ歯に用いる素材(材料)

入れ歯は主に、次の3つによって構成されています。

粘膜に接する床の部分(レジン床や金属床など)
人工歯(レジン歯、硬質レジン歯・陶歯など)
入れ歯を残った歯にひっかけるためのバネ(金属バネ・金属ではない見えにくいバネなど)

上記の組み合わせしだいで、違和感が少なく安定性・耐久性に優れ、審美的にも優れた義歯ができ上がります。患者様のご希望やお口の状態により、どのような義歯が良いかをご提案いたします。

レジン床義歯の特徴

吉松歯科医院 義歯・入れ歯

レジン床義歯とは、入れ歯の床部分がレジン(合成樹脂)で作られた入れ歯です。

特徴

1. 保険適用のため安価で作製することが可能です
2. 厚みがあり、装着時に違和感が出ることがあります。
3. 飲食物の熱は伝わりづらく、耐久性があまり強くありません。

金属床義歯の特徴

吉松歯科医院 義歯・入れ歯

金属床義歯とは、入れ歯の床部分が金属でできている入れ歯です。

特徴

1. 金属床義歯は保険適用外の入れ歯です。
2.金属床義歯は薄くすることができるため、異物感が軽減されます。
3.熱を伝えやすいため、食事の温かさや冷たさを感じることができます。
4.チタン床義歯は非常に軽く、金属アレルギーの心配がありません。

ノンクラスプデンチャーの特徴

吉松歯科医院 義歯・入れ歯

ノンクラスプデンチャーとは、金属のバネを使用しない部分入れ歯です。通常の部分入れ歯と比べて審美性・機能性に優れています。

特徴

1. 弾力性の高い材質により薄く仕上がり、お口の中が快適です。
2. 装着したときは入れ歯の色調が同化しているため、一目では区別がつきません。
3. 金属のバネがないので金属アレルギーになる心配もありません。

コンフォート加工の入れ歯の特徴

吉松歯科医院 義歯・入れ歯

コンフォートとは、入れ歯の肌に当たる部分を「生体用シリコーン」と呼ばれるクッション材で覆う特殊加工技術を指します。新しくコンフォート加工の入れ歯をお作りすることもできますが、現在ご利用されている入れ歯に加工することも可能です。
コンフォート加工によって作られた入れ歯はクッション性と密閉性が大幅に改善され、装着時の「痛い」「噛めない」「はずれやすい」といった従来の入れ歯の欠点を補います。

義歯・入れ歯の施術例

吉松歯科医院 義歯・入れ歯例1

治療内容 治療用義歯+総義歯製作+軟質裏装
目的 見た目と咀嚼の回復
副作用・リスク 特になし(メンテナンスは必要)
治療期間(回数) 6ヶ月
費用(税抜) 保険治療

術前

吉松歯科医院 義歯・入れ歯例2-1

術後

吉松歯科医院 義歯・入れ歯例2-2
吉松歯科医院 義歯・入れ歯例2-3

治療内容 インプラント+金属床義歯
目的 見た目と噛み合わせの回復
副作用・リスク 術後疼痛・歯肉腫脹
治療期間(回数) 5ヶ月
費用(税抜) 1,080,000円(内訳/インプラント3本540,000円、金属床2装置540,000円)

入れ歯治療を受けた後の注意点

入れ歯は保険適用のもの、保険適用外のものに関わらず、作製した後は積極的に使用することで身体に慣れさせる必要があります。自分の身体の一部としてしっかり使えるように、しっかりと“リハビリ”を行う必要があるのです。
リハビリをして慣れなければいつまでも口に合わず、食事をうまく取ることもできません。入れ歯を自分にぴったりと合ったものにしていくためにも、入れ歯作製後は積極的に使ってお口に早く馴染ませるようにしましょう。